来年度の大学案内に掲載する写真を撮影していただきました

 今回は、1年次の「実験I」で行っているラットの行動観察の様子と、鏡映描写課題やミュラー・リヤー錯視などの実験器具を撮影していただきました。

その日、ラットのお世話を担当することになっていた、ラットスタッフの1年生4名と、ラット4匹と、教員（伊村）で撮影に臨みました。気になるラットたちの様子ですが、ラットスタッフの皆さんが毎日欠かさずハンドリング（実験のために実験者や装置に馴らす手続き）を続けてきたおかげで、撮影に緊張する素振りもなく落ち着いた様子でした。実験装置の上でも、ふだんどおりの探索行動やグルーミングを見せていました。どちらかというと、まわりにいる私たちの方が、最初は少し緊張気味でしたが、ラットたちを囲みながら、和やかに撮影が進んでいきました。

その後、プレイルームでは、鏡映描写課題やミュラー・リヤー錯視の実験装置を撮影しました。心理学科の皆さんには、どちらも、おなじみの実験装置ですが、今回は鏡映描写課題を実際におこなっている様子を紹介しようということになりました。撮影は、カメラマンや撮影スタッフの方々とも相談を重ねて、細部までこだわりつつおこなわれました。出来上がりを楽しみにしていただけたら嬉しいです。