ある日の課外活動(上田ゼミ)

上田ゼミでは先日、日本科学未来館に上田先生が参画するムーンショット目標3のシンポジウムのお手伝いに行ってきました!
当日は、受付業務や、デジタルヒューマン作成のための写真撮影、そして歩行のモーションキャプチャー体験など、さまざまなブースでの運営補助を担当しました。私は主に受付と写真撮影を担当しましたが、研究者や技術者の方々が新しい技術に触れながら活発に議論する様子を間近で見ることができ、とても刺激的な時間でした。
受付では、来場者の方々が興味津々という顔つきで会場に入っていく姿が印象的で、こうした交流の場が研究の発展や新たなアイデアの創出にいかに重要かを改めて感じました。また、写真撮影では、デジタルヒューマン作成のために来場者にポーズを取ってもらうという普段はなかなか経験できない作業を通して、まるで撮影スタッフになったような気分で楽しく取り組むことができました。
モーションキャプチャーのブースでは、マーカレスの技術を使って歩行を記録する様子がとても印象的でした。センサーを装着せず、カメラの前を歩くだけで身体の動きを高精度に捉える技術に驚かされ、最先端の研究がこんな形で行われているのかとワクワクしました。実際に体を動かして技術を“体験する”スタイルが来場者にも好評で、研究と社会との接点としての意義を強く感じました。
さらに、モーションキャプチャーで取得した歩行データはその場で解析され、来場者が「70歳になったときの歩行」を予測するシミュレーションが行われました。その予測結果は、生成されたデジタルヒューマンに反映されてスクリーンに映し出され、自分の将来の姿を視覚的に体験するというユニークな展示となっていました。
今回のお手伝いを通じて、科学と社会がつながる現場の空気を体感し、自分自身の研究や将来の活動へのモチベーションがぐっと高まりました。今後もこうした機会に積極的に関わっていきたいと思います!
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