東日本大震災の発生から10年目を迎えた今年度のホームカミングデーで、「2011年3月卒業生を祝う会」が開催されました

IMG_0916.jpg

2021年11月6日(土)、東日本大震災の発生から10年目を迎えた今年度のホームカミングデーでは、震災の影響により執り行うことができなかった卒業式・修了式に代わり、「2011年3月卒業生を祝う会」が開催されました。「2011年3月卒業生を祝う会」が成瀬記念講堂で行われたあと、心理学科の懇親会が、新築の120年館の教室で、あたたかく楽しい雰囲気のなか、開催されました。

10年前にも心理学科に在籍していて、そして現在も心理学科に在籍している先生方のうち、塩崎 尚美先生と、金沢 創先生、そしてこの10年の間にご退職を迎えられ本学名誉教授となられた先生方のうち、鳥居 登志子先生飯長 喜一郎先生小山 高正先生駆けつけてくださって、2011年3月卒業生のみなさまをお迎えいたしました(残念ながら本日ご都合がつかなかった青木 みのり先生からは、大変あたたかいメッセージをお寄せいただきました)。卒業アルバムや新しくなった心理学科のリーフレットを眺めながら、思い出話に花が咲きました。

懇親会の様子 その1

懇親会の様子 その2
(撮影の瞬間のみ、マスクをはずしています)

なお、本日来られなかった卒業生の方にもご覧いただけるように、みなさまが卒業された10年前にも心理学科に在籍していて、そして現在も心理学科に在籍している青木先生、金沢先生、塩崎先生、そしてこの10年の間にご退職された岡本先生、鳥居先生、小山先生、飯長先生よりお祝いのメッセージをお寄せいただいていますので、こちらに掲載させていただきますね。

青木 みのり先生より

皆さんお元気ですか。
10年越しのお祝いのメッセージをお届けします。
心より、ご卒業おめでとうございます。

この10年の間に、皆さんはたくさんの経験をされたことでしょう。
その一つ一つが、彩り豊かなピースとなって、今の皆さんを形作っているのだと思います。

心理学科にも大きな動きがあり、この4月に目白キャンパスに移転しました。
そして社会も大きく変わりました。
科学技術も進歩し生活も便利になりましたが、
天候災害など、心身が傷つく機会も増えたように思います。
コロナ禍も、まさにそうですね。
震災の傷も十分に癒えぬ中、
個人が思いがけなく心の傷を負い対応を迫られることも増えて、
心理的支援の様相も変わりつつあると感じています。
公認心理師という国家資格が誕生したことも大きな変化でした。

そんな中、変わらないこともあります。
日本女子大が皆さんの母校であること、
人とのつながりが、いろんな形で個人を支えているということです。
コロナ禍で、私たちはそのことを改めて実感しました。
卒業式ができなかったことはとても残念でしたが、
それまではゼミ合宿に行ったり、日女祭を作り上げたり、様々な場面で語り合ったりと、
たくさん思い出がありました。とても懐かしく思い出されます。

あの頃と変わったこと、今も変わらないこと、いろいろあると思いますが、
そういうことをすべてまとめて、またお会いできたらいいですね。
西生田キャンパスでないのは残念ですが、新しい校舎もとても素敵です。
ぜひ、一度遊びに来てください。お会いできますこと、楽しみにしています。

金沢 創先生より

10年遅れになりましたが、卒業おめでとう!!といっても、皆さんすでに社会の色々な場所でご活躍のことと思います。そんな忙しい中、このメッセージまでたどり着いたこと、ありがたいと思っています。思い起こせば2011年3月11日、あの震災があり皆さんそれぞれにご苦労があったかと思います。私たちとしても卒業式もできず、本当に大変な思いをした年でした。なんだか去年今年もコロナで似たようなことになっておりますが皆さんにおかれましては、元気にやっているでしょうか。私たち心理学科は本年の4月より西生田から目白にキャンパスに移転し慣れない都心のピカピカの建物に引っ越しました。スタッフも入れ替わりましたが、中央研含めて昔と同じメンバーもいまして変わらないものもあります。今回はホームカミングデーにあわせた「卒業生を祝う会」を行いましたがコロナがあければ学部学科のイベントも再開され、皆さんと会うチャンスも増えるかと思います。キャンパスが新しくなっても日本女子大は皆さんの母校です。ぜひ、新しい場所に移った心理学科に遊びにきてください。

塩崎 尚美先生より

2011年3月ご卒業の皆様

 10年遅れですが、ご卒業おめでとうございます。
 卒業式を目前にしての大震災で、不安と混乱の中で大学生活が終わり、社会人生活を始められたことでしょう。そんな皆さんも、卒業して10年を経て、どのような日々を送っているでしょうか。大学時代に培った、心理学の知識やコミュニケーション力、柔軟な心が皆さんの活躍の源になってくれていたらうれしく思います。
 今年度、人間社会学部は、目白キャンパスに移転し新しいスタートを切りました。新しい素敵な建物と便利な目白での生活は快適ですが、自然豊かで落ち着いていた西生田での日々が懐かしく感じることもあります。皆さんとともに過ごした西生田キャンパスではありませんが、心理学科はいつまでも皆さんにとって帰ることのできる港でありたいと思っています。この10年の間に教員もだいぶ入れ替わりましたが、皆さんを暖かく迎えたいという思いは受け継がれていると思います。子育てや仕事の悩みや喜びを皆さんと共有できたら、我々教員もとてもうれしいです。
 ぜひ目白キャンパスにも遊びに来てください。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

岡本 安晴先生より

御卒業時は大震災、今は新型コロナ禍、大変なことを経験なさったのですが、
「心の持ち様が大事」ということを改めて学ばれ、心豊かに生きて行かれることを祈っております。

鳥居 登志子先生より

 卒業アルバムを用意していただいたお陰で,当時の写真と見比べることができたことも嬉しい発見に繋がりました。それは,卒業時のお顔に比べることにより,現在の方が皆しっかりとしていて,より充実している様子を実感できたからです。
 これはひとえに,卒業生が日々を大切に過ごしておられ,成長していることの証だとの確信に繋がりまして,私にとっても大きな歓びになりました。
 西生田の広々とした自然環境とその効果は移転できないことを残念に思いつつも,新たな場所でも心理学科が一層発展されることを心から期待しております。

小山 高正先生より

 10年前の卒業とは彼女たちだったんだなあ、ととても感慨深かったです。
 彼女たちにとっても、30前後で人生の節目の時期、こういう会があったことは良かったんではなかったかと思います。
 西生田でなかったので、タイムスリップするには舞台としては十分ではなかったかも知れませんが、卒業生の皆さん、すっかり学生の頃に戻ってお話しになってましたね。
 またお目にかかれる機会があれば嬉しく思います。

飯長 喜一郎先生より

 この企画のおかげで、懐かしい卒業生に会えることができました。大学院に進学して臨床心理士になった人には会う機会があるのですが、そうでない人々にはなかなか会う機会がありません。そういう意味でも、貴重な機会でした。
 卒後10年。何人かの人とお話ししましたが、それぞれたくましく人生を歩いていて、感銘を受けました。さすが日本女子大卒と感心しました。
 どの学年にしろ、卒業生には幸せになって欲しいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

※10年の間に入れ替わった新任(?)の先生方からも、2011年3月卒業生のみなさまに、心からのお祝いの気持ちをお寄せいただきました。

2011年3月卒業生のみなさま、あらためまして、ご卒業おめでとうございます!

IMG_7946.jpg