中級演習の風景を紹介します(堀江ゼミ)

2025年度の中級演習の風景をご紹介します。今年度はゼミ生が9名ということで,演習室 で実施しています。
3年時の前期は,論文を読む準備としてテキストを輪読します。
ですが,最初はゼミ生同士の親睦・交流を兼ねて,私の専門である臨床心理学の事例を読んだり,アセスメントツールの紹介をしたりしています。
今回は,精神分析家WinnicottのSquiggleスクイグルというものを実施しました。
これは,2人でやるコミュニケーション・ゲームです。一方がなぐり描き線(グルグル描き)を描き,もう一方がそれを何かに見立てて,絵を完成させる,という技法です。
コミュニケーションをスムーズに取る方法として,Winnicottが編み出しました。
今回は,わかりやすくするためにクレヨンで彩色しています。
ちなみに,この2つが何の絵かわかりますか?
上の絵は私が描いたもので,下の絵はゼミ生が描いてくれたものです。
ゼミ生が9名いるので,今回は,3人組に分かれてもらい,殴り描きを3人の中で交換して,それぞれが完成させる,という形式をとりました。
1グループ目がこちら。
2グループ目がこちら。
3グループ目がこちらです。
皆さん,いったいどの絵が何かわかりますか?
ちなみに,最初の2枚ですが,上は私が描いた「キノコ」で,下は,ゼミ生が描いた「クラゲ」です。
これから1年間かけて,ゼミが皆さんの居場所になることを目指して,ゆるゆると進めていきたいと思います。