2024年度心理学科の会「お菓子で錯視」企画実施中②

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2024年度の日本女子大学心理学科の会では、引き続き「お菓子で錯視」という企画を実施中です。9月14日から16日に、日本女子大学心理学科の会と日本視覚学会2024年夏季大会との共催で行われる企画展示「実験室の外の知覚心理学」でお披露目するために、現在一生懸命準備を進めています。

今日は、平成に流行った曲をBGMにしながら「お菓子で錯視」づくりをしました。作業中にレミオロメンさんの「粉雪」が流れてきて、パウダーシュガーを振りかけている時だったので偶然の一致にびっくりしました。パウダーシュガーは表面の光沢を消してマットな質感にするために使ったのですが、かけすぎると白くなりすぎるので、錯視が綺麗に出るように、みんなで試行錯誤しました。

「北岡先生リスペクト~市松模様錯視ティラミス風~」作成風景

スペイン製のレインボーカラーのグミも細かく裂いて同じ長さにカットし、錯視に使いました(遠いスペインから日本に来て、まさか錯視の材料になるとは、このグミ自身、思いもよらなかったことでしょう)。

平成のBGMシリーズは、サザンオールスターズさん、B'zさん、宇多田ヒカルさんに続いて、米津玄師さんの「Lemon」が流れてきました。「あれ、Lemonって令和の曲じゃなかったっけ?」と一瞬思ったのですが、実は平成最後の年にリリースされた曲だったのですね。6年前の4年生と卒論発表会の後の打ち上げで「Lemon」の曲のリズムについて話したことを思い出しました。時の流れの速さに驚かされます。

真夏日の撮影は時間との闘いでした。チョコが溶けたり、グミが反ったりするのを何とか防ぎながら、素敵な作品ができたと思います。お披露目を楽しみにしていてくださいね!