麦谷ゼミで保育園見学に行きました。
8月某日、麦谷ゼミの3年生で保育園の見学に行きました。向かった先は、高井戸にある「杉並たかいどいちご保育園」。新しくてとてもきれいな園舎です。
エントランスを入るとすぐにたくさんの生き物やお手製のオーナメントがお出迎え。
園の特色や各年齢クラスでの取り組みについて園長先生に丁寧に解説をいただきながら、園内をぐるっと見学させていただきます。
この日、2歳児のお部屋では、こどもたちがプロのシェフとクッキング中でした。自分たちでドレッシングを作って、目の前で炒めたナスやきゅうり、スイカ(!)にかけて食べてみています。まだ小さなこどもたちたちなのに、調理の様子を見つめるときの集中力がすごい。食べる段になると、「もっと!」という子も、「ナスはいや…」という子もいろいろ。でもみんなとっても楽しそうです。
その後私たちも給食を試食させていただきました。夏野菜たっぷりでとても美味しかったです。
参加したゼミ生の感想です。実際の保育の現場に触れて、いろんな学びがあったようです。
- 嫌いな食べ物を無理やり食べさせるのではなく、気づいたら食べちゃったという環境づくりをしているところが印象に残りました。他にも、子供1人1人の意思を尊重した環境が整えられていてとてもいいなと思いました。
- (保育園のイベントの準備のために)園児たちが端末で調べ物をし、相談しながら「ようぼうしょ(要望書)」を書いて先生に提出していた様子が印象的でした。園児たちにとって良い経験になると思います(園長先生の審査を経て、必要と認められれば要望した物品を買ってもらえるそう)。
- まず施設が綺麗で驚きました。そして、子供たちの選択肢を最大限広げられるように取り組まれているなと感じました。
- 賑やかなところで遊ぶのが嫌いな子のための静かに自分のやりたい事ができる部屋があることに驚きました。子供一人一人の性格のことを考えられていてすごいなと思いました。
- 子どもとの関わりにおいて、この方法が絶対正解ということはなく、子どもの様子をきちんと見て、色々と試行錯誤しながら丁寧に関わることが大切なのだと学びました。