心理学科の会が講演会と学科企画を開催しました(目白祭)
10月15日・16日に第69回目白祭が開催されました。心理学科の会では、心理学科ブースの企画と特別講師を招いての講演会を行いました。
心理学科ブースの企画
心理学科ブースの企画として、展示コーナーと実験・体験コーナーを設け、当日お越しいただいた方に向けて説明を行いました。
実験コーナーでは、ストループ効果のタイム測定、シャルパンティエの効果、逆さメガネの体験、ミュラーリヤーの錯視を実際に体験していただきました。各々興味を持っていただけたと思います。中でも、ストループ効果のタイム測定に興じていただいた方は、分かっていても生じてしまうその効果を実感して驚かれているのが印象的でした!
展示コーナーでは、箱庭や錯視、関連する書籍等をご覧いただきました。ひとつひとつ、楽しみながら心理学を身近に感じていただけたのではないかと思います。
今回、私たちの想像を超える沢山の方々にお越しいただき、非常にやりがいを感じることができました。私たち自身も、説明しながら心理学の魅力に改めて気づくことができ、貴重な体験となりました。
講演会
講演会では、清河幸子先生を特別講師としてお招きし、「協同が問題解決に及ぼす影響」をテーマにお話をしていただきました。清河先生は東京大学大学院教育学研究科准教授をされており、本学科麦谷先生の大学時代の先輩というご縁から、この度ご講演していただくことが叶いました。
複数人で課題を行う際に、協同は良い影響を与える場合と悪い影響を与える場合がある。どのような時に良い影響が生じるのか。いかにして協同が促進効果を生み出すのかについて、清河先生が実際に行われた研究と共に学ぶことができました。詳しい内容は心理学科が発行する雑誌「さいころじん」の次号で取り上げる予定ですので、お楽しみに!!
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