心理学実験Ⅰ 鏡映描写学習課題の様子
「心理学実験I」は、1年生の必修科目です。前期は、3つのグループにわかれて、各グループが「ストループ効果」、「サルの行動観察」、「仮現運動」、「鏡映描写学習課題」の4つの課題に取り組んでいます。今年度は、感染防止対策をしながら、対面授業を実施してきました。各グループに専属のTA(ティーチング・アシスタント)の大学院生がつき、履修生の皆さんをサポートしてくれています。
では、今回は「鏡映描写学習課題」の教室を少しだけのぞいてみましょう。この日の授業では、説明を聞いた後、二人ひと組になって、いざ、実験開始!鏡に映った像だけを見ながら、星形の形をできるだけ速く、はみ出さないようになぞります。しかも、1回目は、利き手ではない方の手で。簡単そうに見えますが…一度はみ出すと、元の場所に戻るのは意外と大変そうで、教室のあちこちから、小さな悲鳴とため息が聞こえてきます。それでも表情は真剣そのもの。何回も練習を繰り返すうちに、最終的にしっかりと「学習」していました!
今回の「鏡映描写学習課題」で扱った技能学習については、「学習・言語心理学I」の授業でも取り上げます。もし「どんなものか体験してみたい!」という方々がいましたら…大学の目白祭や高校生対象のオープンキャンパスなどの心理学科のコーナーで体験していただけることがあります(かなりの裏情報)。今年は、「高校生の時にオープンキャンパスで先輩から教えてもらいながら体験しました!」という1年生がいてうれしかったです(涙)。
前期の授業期間は残すところあと少しですね。「心理学実験I」のレポートもあと1つ!がんばれ、実験I履修生たち!!
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