心理学実験Ⅱ ある日の授業風景(質問紙法の回)
心理学実験Ⅱは1年生のときの必修科目の心理学実験Ⅰに続いて、2年次に履修する実習科目です。今回は、新任の石井辰典先生(社会心理学)の授業をのぞいてみましょう。
この授業では、質問紙の作成から解析まで一連の手続きを実際の解析も交えて行っています。最初に事前知識のないまま質問紙(詳しい内容は受講するまでは秘密です!)に回答しました。そのあと、先生から質問紙の目的とその背景について丁寧な説明がありました。
次は、コンピューター演習室に移動して自分のデータをエクセルに入力し、解析をしてみます。先生からの解説をもとに、目的と方法を自分で組み立てなおして、ワードに入力。みんなのデータを集計したところで今日はお終いです。来週は結果と考察に取り組み、レポートの完成を目指します。
受講生からの感想(抜粋)です。
- 個性的な先生で、ちょっとした小話(?)が面白い!
- t検定をしたのが1年生の統計法以来だったが、先生の説明がわかりやすくて、改めて確認することができてよかった。
- 統計の話はやはり難しいが、レポートを書くという大切な機会なので、真剣に取り組もうと思います。
実験Ⅱといえば連日のレポート作成が超大変!というのが、心理学科の学生の共通したイメージですが、終わってみるとなんだか自分が一皮むけた気持ちになれます。実際、卒業生のみなさんも、在学中好きだった授業として実験実習(実験Ⅰ・Ⅱ)をあげる人が多いのです。というわけで、さらなる高みを目指して、みんながんばれ!
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