多感覚研究会に参加しました!

IMG_3371.jpg

11月16日、17日に早稲田大学戸山キャンパスで開催された多感覚研究会に、日本女子大学心理学科/心理学専攻から学部生、大学院生、先生の計7名で参加しました。大学院生2名はポスター発表も行いました。

多感覚研究会は、私たちが現在行なっているような視聴覚の研究をしている方が多いため、発表を聴くことで大変勉強になりました。どのような実験環境で実験しているのか、何のプログラムで実験を制御しているのかといった実験方法に関する情報を教えていただいたり、実験の統制や実験参加者募集の難しさを共有したりと、さまざまなお話をすることができ楽しかったです。

私たちのポスター発表では、研究分野が近いからこそ緊張しましたが、実験結果の面白さを同じ熱量で理解していただけたようで、とても嬉しく思いました。専門的なご質問やご意見もたくさん伺うことができ、また、自分では考えつかないようなマニアック(!)なご意見もいただくことができたため、ぜひ今後の研究の参考にしていきたいと思いました。

多感覚研究会ではデモ展示も行われたため、実際に触覚やVRの実験をいくつか体感できたことも貴重な経験となりました。

シンポジウムやチュートリアル講演では、運動学習運動制御道具使用障害などに関する話題が取り上げられ、自分の身近な活動(スポーツやピアノ演奏など)や日頃の行動を学術的な視点で捉える楽しさを味わいました。さらに、ワークショップではシニアの研究者と若手の研究者による対談型の議論があり、アカデミアに関する世代間のとらえ方の相違点について知るきっかけとなり、大変興味深かったです。

若い世代も多い研究会だからこその開放的な雰囲気斬新なアイディア力などを感じ、大変楽しく、有意義な機会となりました。2日間、早稲田大学の戸山キャンパスで過ごしたことも、日本女子大学とはまた違う雰囲気で新鮮でした。


和気あいあいとした雰囲気の中、自由に議論することができ多くの刺激を受けることができたので、引き続き研究を頑張り、次回以降の多感覚研究会にも参加したいと思いました!

ポスター会場準備風景

日本女子大からのポスター発表

・松風、林、藤崎(2024/11/16)話者の印象に顔の遮蔽具合が及ぼす効果、第十五回多感覚研究会、早稲田大学、東京

・林、藤崎(2024/11/16)視聴覚の時間ずれと質感-卵割り動画とグリッシーニ折り動画の比較-、第十五回多感覚研究会、早稲田大学、東京

多感覚研究会.jpg