大学院修了生の望月由紀子さんと、心理学科教授の青木先生が「日本応用心理学会2020年度学会賞 奨励賞」を受賞しました

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大学院修了生の望月由紀子さんと、心理学科教授の青木先生が、日本応用心理学会の2020年度学会賞(奨励賞)を受賞いたしました。

学会賞は、機関誌「応用心理学研究」に掲載された論文を対象とし、論文賞と奨励賞からなり、応用心理学の研究に特に寄与した会員に授与されるものです。

望月さん、青木先生、おめでとうございます!

[論文名]語りから見たアサーティブネストレーニングの効果と限界
[掲載誌]『応用心理学研究』 第45巻 第2号,128-141,2019

【望月由紀子さんより一言】

応用心理学会の奨励賞を頂戴し本当に感激しております。青木先生と出会い、長年抱いていた疑問に答えを出せるかもしれないという思いで、インタビューを用いた質的研究を行いました。その過程は、地道でしんどくも楽しさや深い気づきを得られる貴重で素晴らしいものでした。インタビューを取らせてくださった皆様と、この過程を支えて下さった先生方や研究室の皆様、家族に感謝しながらこの先の研究につなげていきたいと思います。

【青木先生より一言】

熱意ある心理臨床家でおられる望月さんが、日々の臨床実践の中から生まれた問を追求し、今回名誉ある賞を頂けたことは、指導教員として、そして共同研究者として本当にうれしいことです。望月さんがこの知見に基づいて考案したプログラムは、現在、心に傷を負った人たちを救うために役立っています。得られた成果を現場に活かせることは、臨床心理学領域の研究の魅力の一つだと思います。望月さんのこれからのご活躍が本当に楽しみです。