心理学統計法Ⅰ.Ⅱ ある日の授業風景
心理学は科学なので、データを取り扱い必ず統計処理を行います。
1年生は前期の実験1の授業でも触れていて、後期になるといよいよ一通り統計に接することになります。
今日はt検定をやりましょう。
1年生の4月に意味がわからなくてもいいから、ここに書かれている検定結果を使ってレポートを書きましょうと言われて、皆さんが?????となりながら書いたアレです。
入学直後にやった実験で、レポートの書き方もおぼつかないのに、「統計かけておいたから有意差の判定をして結果に載せてね」と言われたやつですね。
さぁさぁ、仮設検定のためには仮説を立てます、キムカセツ、タイリツ…
はい、こんがらがってますね。
練習あるのみです。たくさん解こう。
毎回仮説を確認して、帰無仮説が棄却されるかどうかを見ていきます。
ほら、もうすでにみんな仮説を立てることに慣れてきました。
そしたらエクセルでバンバン計算していきましょう。
便利で少し面倒だけど、自分がやっていることが分かるのがエクセルのよいところです。
確率とt値が出たら、t分布表だよ。
自分が出したt値は、棄却域に入っているのかな?棄却域に入ったということは、帰無仮説はどうなるのかな?
毎回、説明と練習を繰り返して、1年生のエクセル習得スキルが上がっていることに驚かされています。
みんな、よくがんばっています!