第1回 実習報告会が行われました
2月14日(月)に心理実習の報告会がZoom上で行われました。
心理実習とは、公認心理師を目指すうえでの必修科目に位置付けられており、心理師が活躍する教育・医療・司法領域等で、学部生が実践的な活動を通して、心理師の役割と仕事の実際を学ぶというものです。
私たち4年生は、この1年、制度が始まって「第1回目」の実習生として、各領域で多くのことを学んできました。今回の報告会では、各領域の代表者が、実習先で行ったこと、そこから得た学び等を、これから実習に行く後輩たちや、基礎の先生方、実習を1年間指導してくださった臨床の先生方に向けて、各自10分ずつ発表しました。
私の担当は医療領域でした。もちろん、実習先での体験の感じ方・受け止め方は、実習生1人ひとりによって異なると思いますが、どの領域の発表にも、自分が感じたことと重なる部分が多くあり、私たち実習生にとっても、この1年間で体験したことを改めて総括する機会となりました。
また、直接的であれ、間接的であれ、どの発表にも、これから実習に行く後輩たちへのメッセージが共通していたように感じられました。これは、4年生のみんなが、1年前の自分たちと同じように不安を感じているであろう後輩に、自分たちと同じくらい、あるいはそれ以上に、実りある経験をしてほしいと願ってのことだと思います。(ですので、今回の発表に参加して、何か疑問に思ったこと、気になっていること等がある人は、遠慮なく、4年生に質問してくださいね。みんなきっと大歓迎です。)
最後には、「『第1回』実習報告会を終わります。」と回が締めくくられ、第1回目の実習生である私たちがつないだ後輩たちへのバトンが、これから長く長くつながれ、心理学科の新たな伝統の1つとなっていくのではないかと思うと、何だか誇らしい気持ちになりました。
最後になりましたが、私たちの実習の成功に尽力してくださった全ての方に、改めて、感謝申し上げます。
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