在学生による卒業生インタビュー

2019年度 心理学科卒業 日本航空株式会社笠原咲 さん

心理学に興味を持ったきっかけはなんですか?

心理学にはカウンセラーや心理テストなど臨床心理のイメージを強く持っていましたが、トリックアートや道路上の表示が立体的に見える現象(いわゆる錯視)も人の心理に関わりがあると知ったことが、興味を持ったきっかけだと思います。調べてみると心理学にはさまざまな分野があり、身近にある疑問を学べる学問だと思い心理学科を選びました。

お仕事の内容、やりがいを教えてください!

現在、客室乗務員として勤務しています。私が勤務している航空会社はフルサービスキャリアです。安全に機内でお客さまに快適な時間を過ごしていただけるように努めています。国内外のさまざまな乗務経験や、先輩からのアドバイスなどを通じて、新しいことを学び、少しずつ成長していけるところに魅力を感じています。

現在のご職業に就職された理由はなんですか?

自分が気付き考えたことを直接行動に移し喜んでもらえる仕事がしたいと思ったからです。

在学中、好きだった授業はなんですか?

心理学の授業はどれも興味深く楽しかったです。特に4年次の麦谷ゼミでの1年間は、先生がじっくりと時間をとってご指導くださり、とても有意義な時間でした。

在学中、特に力を入れたことはなんですか?

約1年間のアメリカ留学です。なぜ留学に行きたいのか、留学先で何を学びたいのか、そのために必要なものは何かなどを考える過程はそれまで経験したことがないほど自分と向き合う時間でした。そして、留学中は言語だけではなく、異文化やジェンダーなどの多様性についても学ぶことができました。

心理学科の後輩へメッセージをお願いします!

社会人になった今でも、心理学科の学生に誠実に接してくださる先生方や中央研の皆さんの温かい雰囲気が恋しくなります。アルバイトやレポートなどに追われる日々だとは思いますが、時には身近にいらっしゃる「素敵な先輩方」の尊敬する部分、真似したくなる部分を参考にしてみてはいかがでしょうか?心理学科での学びを活かし社会でご活躍ください。

March, 2022

※内容はインタビュー当時のものです