在学生による卒業生インタビュー

2005年度 心理学科卒業 作業療法士 / 公認心理師M さん

※こちらの記事は、「さいころじん第25号」より一部抜粋して掲載しています。

心理学に興味を持ったきっかけはなんですか?

高校時代に音楽療法士に興味を持ったことがきっかけかと思います。当時、心理学が一体どのような学問か全く分かっていませんでしたが、何故か「対人援助職に就くには心理学を学ぶ必要がある」との考えにいたり心理学科を選びました。2018年3月に小山先生の最終講義と退任パーティーに参加させていただいたことで、自分が心理学科出身であったことを改めて思い出す契機となり、その後猛烈に心理学を勉強したい衝動に駆られ、第2回公認心理師試験を受験して合格しました。

お仕事の内容、やりがいを教えてください!

現在、作業療法士として一般病院のリハビリテーション科に勤務しています。身体障害領域で、主に中枢神経疾患(脳卒中後の片麻痺や高次脳機能障害など)や整形外科疾患(骨折の手術後など)の患者さんの機能回復と日常生活動作・家事動作など生活行為の支援を行っています。福祉用具の検討・提案や手すり設置位置や動線確認などを行う家屋評価、解除方法や自主トレーニング指導も行っています。理学療法士、言語聴覚士、医師、看護師、社会福祉士、薬剤師、管理栄養士など多職種と協働して患者さん本人およびご家族と関わっています。

現在のご職業に就職された理由はなんですか?

2年次に膝の手術で入院をし、同室だった方が手指に変形があり箸の使用が困難なためにカレーの時でさえも米飯がおにぎりで提供されているのを目の当たりにし、ただでさえ身体的に自由が制限されているのに、入院中の唯一の楽しみといって過言ではないはずの食事にさえも自由がないという状況に衝撃を受けました。何かしてあげたいがその術が分からない、何か支援があればその方の生活の質はきっと変わるはずなのに。そのような分野を担う職種はいないのかと調べ、その時に生活支援や生活行為に対してのリハビリテーションを担う作業療法を知り、興味を持ったことが作業療法士を目指すきっかけでした。

在学中、好きだった授業はなんですか?

知覚心理学、比較発達心理学、心理学概論、経済学概論が好きでした。心理学実験演習はとてつもなく大変でしたが楽しかったです。f-campusで履修したリハビリテーション医学も面白かったです。

在学中、特に力を入れたことはなんですか?

中国語です。1年次から3年次までは第2外国語で履修し、カルチャーセンターや語学学校でもレッスンを受けていました。中国語関連の検定試験もたくさん受けました。北京語の他にも広東語も旅行会話程度ですが独学で少し勉強していました。3年次の夏休みに北京語言大学へ短期語学留学しました。今現在も会話と読み書きはある程度出来ます。

心理学科の後輩へメッセージをお願いします!

好きなことや興味あることにどんどんチャレンジして、自分自身や世界を知るきっかけを作ってみてください。私を含めリハビリテーションという医療分野で働いている卒業生がいます。卒業後の進路も様々ですので、いろいろな可能性を探してみてください。

March, 2020

※内容はインタビュー当時のものです